第13回航空管制会議の開催結果

　2018年10月9日から19日にかけて，カナダ・モントリオールのICAO本部にて，第13回航空管制会議が開催されました。本会議は2012年以来，実に6年ぶりの開催となりましたが，会議には116カ国の加盟国及び37の関係機関から計1200名以上の参加者が参加し，2週間にわたり，今後の航空管制分野，航空安全分野の技術的な事項について集中的に議論を行いました。
 
　我が国からは18本の作業文書（共同提出，情報文書を含む）を提出し，航空管制分野，航空安全分野ともに積極的に議論に貢献しました。特に，我が国は，航空安全に係る新たに留意すべきリスクへの対策として，我が国のイニシアティブで本年6月にICAO理事会で開催した非公式ブリーフィングをもとに，更に世界的な落下物データなどを示しつつ，航空機からの落下物に係る具体的な対策強化を提案しました。多くの国により当該懸念が共有され，今後ICAOにおいてさらなる検討をすすめるべき旨が勧告されました。



＜関連リンク＞

第13回ICAO航空管制会議公式ウェブサイト（英語）