ICAOキャリアガイダンスの開催
平成31年3月20日

3月15日,ICAO日本政府代表部主催でカナダ在住の日本人の学生や社会人の方々を対象に,遠くはオタワから計12名の日本人の学生及び社会人の方々の参加を得て,本部内見学及び座談会形式でのICAOキャリアガイダンスを行いました。
今回,代表部,在モントリオール総領事館,外務省国際機関人事センターのホームページを通じて御案内させていただいた結果,ケベック州の大学で学ぶ大学生・大学院生から,企業にお勤めの方や既に専門のキャリアや国連機関での職歴もお持ちの方々に至るまで,遠くはオタワより計12名の日本人の皆様がお越しになりました。
今回,代表部,在モントリオール総領事館,外務省国際機関人事センターのホームページを通じて御案内させていただいた結果,ケベック州の大学で学ぶ大学生・大学院生から,企業にお勤めの方や既に専門のキャリアや国連機関での職歴もお持ちの方々に至るまで,遠くはオタワより計12名の日本人の皆様がお越しになりました。

本部では,国際民間航空の政策やルール,ICAOの運営について加盟国が集い,意思決定を行う総会や理事会の会議場内やミュージアムでのシカゴ条約の原本などの見学に続き,松居眞司ICAO日本政府代表部常駐代表(臨時代理大使)から,私たちの安全で,安全で効率的な空の旅を支えるルール作りを地道に重ね,実施を監視し,手助けするICAOの役割,また,日本の貢献を現地で橋渡しする代表部の取組について,国土交通省航空局への所属や民間航空会社等での経験に基づき各代表部職員による自己紹介も交えて御説明した上で,ICAOで働くというキャリアの選択肢と魅力,事務局の航空専門分野その他様々な職種と就職の方法,ポストを目指す若手日本人を日本政府が応援するJPO(Junior Professional Officer)プログラムについて御紹介しました。

当日はJPO出身者を含むICAO事務局の日本人職員の方々にも4名参加いただき,国連機関を目指すようになった動機や専門分野との出会い,ICAOでの実際の仕事,将来の応募へ結びつけるためのアドバイスなどを,大学時代や就職時のエピソードも交えてお話いただきました。終了後も質問を行う参加者の熱心な姿が見られ,後日,ICAOとは何か,私たちと具体的にどう関わっているのかなど基本的な理解が得られた,日本人が当地でこれほど密接に協力してICAOとの協力に携わっていることを初めて知って自ら勇気づけられた,今後の就職の選択肢としてICAOも加えたいといった学生の方々からの反応や,中には日本の放射線科医師の方で搭乗関係者の健康管理に関心を持ってICAOのポストを捜してみたいといった社会人の方からの反応も頂きました。


代表部として皆様の参加とすべてのフィードバックに感謝申し上げますとともに,更に工夫しつつICAOを通じた将来のキャリア形成のお手伝いができますよう今後の企画に活かしていきたいと思います。