第4回ICAO世界航空フォーラム(IWAF/4)
平成30年10月2日

9月17日から19日まで,ブラジル北東部のフォルタレザ(Fortaleza)に於いて第4回世界航空フォーラム(IWAF:ICAO World Aviation Forum)が,中南米地域を含む約60のICAO加盟国閣僚や代表,国際機関,関連の民間企業等のリーダーの参加の下,同地域における航空の開発のための投資促進を主なテーマとして開催されました。
同フォーラムでは,ICAO予測で2035年までに航空旅客・貨物の総量が倍増し,世界で1億以上の雇用機会,6兆ドル以上のGDPの増加をもたらすとの国際航空による経済発展の可能性が見込まれる中,ホスト国のブラジルからカシミーロ運輸・港湾・民間航空大臣が,航空・観光分野の高い潜在成長力を背景に民間航空産業の発展のため競争環境を改善する取組,官民の健全な連携を通じての輸送インフラへの投資誘致などを進める決意などを述べました。アリウ理事会議長からは,IWAFは,ICAOが進める「どの国も置き去りにしない」方針を体現する場とした上で,航空インフラ・人材への官民の国際的な投資を促進する要素として,ICAOが採択した安全,保安,環境対策,効率改善のための標準・勧告方式に従って,航空規則の調和を中南米地域全体で調和を進める重要性を強調しました。
また,多くの参加国・機関から,各国の国造りの計画の中で航空インフラの中長期的な発展の施策の主流化と投資誘致の優先順位付けを進める重要性, 並びにそのための自国産業を育成し魅力あるものにする努力や,航空セクタ-を越えた各部門との連携・調整・投資家へのアピールの必要性が指摘され,討議の結果,2020年から2035年までの汎米地域全体の中長期的取組のビジョンが関係各国・機関により宣言(※)として採択されました。
同フォーラムでは,ICAO予測で2035年までに航空旅客・貨物の総量が倍増し,世界で1億以上の雇用機会,6兆ドル以上のGDPの増加をもたらすとの国際航空による経済発展の可能性が見込まれる中,ホスト国のブラジルからカシミーロ運輸・港湾・民間航空大臣が,航空・観光分野の高い潜在成長力を背景に民間航空産業の発展のため競争環境を改善する取組,官民の健全な連携を通じての輸送インフラへの投資誘致などを進める決意などを述べました。アリウ理事会議長からは,IWAFは,ICAOが進める「どの国も置き去りにしない」方針を体現する場とした上で,航空インフラ・人材への官民の国際的な投資を促進する要素として,ICAOが採択した安全,保安,環境対策,効率改善のための標準・勧告方式に従って,航空規則の調和を中南米地域全体で調和を進める重要性を強調しました。
また,多くの参加国・機関から,各国の国造りの計画の中で航空インフラの中長期的な発展の施策の主流化と投資誘致の優先順位付けを進める重要性, 並びにそのための自国産業を育成し魅力あるものにする努力や,航空セクタ-を越えた各部門との連携・調整・投資家へのアピールの必要性が指摘され,討議の結果,2020年から2035年までの汎米地域全体の中長期的取組のビジョンが関係各国・機関により宣言(※)として採択されました。

日本からは,松居理事会代表が出席し,ブラジルとの二国間協力に加え,アフリカ地域の持続可能な経済発展に向けた日本の開発協力の枠組みと活動の経験も踏まえつつ,各国・機関は,IWAF等の場を通じて官民連携による国際民間航空のインフラや人材強化に向けた持続可能な発展に向けた各国・機関の良いプラクティスや経験を各地域やセクターを越えて学び合うことが大切との観点から議論に貢献しました。
(※) 同宣言を含むICAOの関連記事:
https://www.icao.int/Newsroom/Pages/Fourth-ICAO-World-Aviation-Forum-highlights-key-development-priorities-to-Americas-and-Caribbean-participants.aspx
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