ケベック大学モントリオール校の学生による2018模擬ICAO

平成30年7月5日
松居理事会代表を囲む
模擬日本政府代表の学生たち
<松居理事会代表:左から3番目>
 ケベック大学政治・法律学部が企画し,ICAO,ICAOカナダ政府代表部,ケベック国際法学会が協賛する2018模擬ICAOが5月11日から14日にかけてモントリオールのICAO本部で開催されました。この試みは,各学生グループが実際のICAO理事国の立場に身を置き,国際民間航空に関わる現実のさまざまなハイレベルの外交的且つ技術的議論を行うもので,2015年にスタートしたものです。

 本番に先立ち,カミユ・トゥルコット・シャルボヌゥさんをはじめ,ケベック大学モントリオール校のさまざまな学部から集まった多彩なバックグラウンドを持つ今年の模擬日本政府代表部の学生メンバーが4月下旬日本政府代表部オフィスを訪問し,松居理事会代表より,日本の航空及び外交政策の概要や,航空安全,保安,環境対策,経済発展,持続的な航空インフラの整備等日本及びICAOの役割や課題について説明を受けました。

 イベント終了後は,結果報告を兼ねて参加学生グループより再度訪問を受け,議論への貢献や優秀な作業文書の作成等が評価され,「優秀代表部(Outstanding Delegation)賞」へのノミネートを含む4つの賞を獲得したという嬉しい知らせも寄せられました。当代表部としても,これらの若い航空,外交分野の専門家たちの情熱に触れることができたことは大きな財産となりました。